平成29年1月15日(日)、前日よりの寒波の襲来で草津市でも5cmを越える積雪に見舞われました。
その雪で参加者が減ることが懸念されましたが、予定通りに外国人15名と日本人50名の計65名が参加して「Worldたぶんカフェ・ファイナル」が開催されました。この事業は文化庁助成事業「生活者としての外国人」のための日本語教育事業の平成28年度事業の集大成として行われました。
橋川草津市長、中嶋市議会議長に挨拶によりスタートしたワークショップは「子育て」「働く」「暮らす」のテーマを掲げた7つのテーブルに9より10名の参加者(草津市議会議員の方も12名が参加)が集い開始されました。
それぞれのテーマは、昨年にUDCBK(アーバンデザインセンターびわこ・くさつ)で開催された3回の「たぶんカフェ」のテーマ「外国人ママと日本人ママが子育てについて語る」「草津で働く外国人より見た日本人の仕事観」「留学生と地域住民が考えるまちづくり」を受けた内容となっていました。
「たぶんカフェ」参加者代表3名による各回の内容報告を受けて、各テーブルではファシリテーターの下で各回25分のワークショップが3回行われました。
参加者は、各回ごとに違うテーマのテーブルに行き、異なる人たちとの会話で交流の輪も大きく広がりました。
各テーブルのファシリテーターより、そのテーブルでの話合いの内容が報告され、最後にKIFAの南会長よりファイナル全体の講評を話していただき、無事にイベントを終えました。
今回は初めての取組でしたが、幅広い方々が参加いただいた有意義なイベントとなりました。
KIFAでは平成29年度も「生活者としての外国人」のための日本語教育事業を申請しており、採択されましたら3年間事業の集大成として事業をまとめ上げる予定をしています。
「Worldたぶんカフェ・ファイナル」の様子が朝日新聞と京都新聞に掲載されました。